東京都では都市づくりのグランドデザインを策定している。それによると2040年までに300を超える地域において再開発を行い都市の再整備を計画している。
それでは東京のどのエリアを中心に再開発が行われるのであろうか。
東京都が作成している都市づくりのグランドデザインを見てみよう。
(都市づくりのグランドデザインより)
中枢広域拠点が環状7号線の内側になっている。
次にどのような街があるか見てみよう。
【中枢広域拠点】
(都市づくりのグランドデザインより)
Aに属してある中心地
(都市づくりのグランドデザインより)
東京の2040年までの再開発はこのA、B、Cを中心に行われる。本記事では引き続き東京の再開発ニュース、街の情報を配信していく。
今回は2022年2月に公表されている再開発を載せる。
【東京メトロ 延伸計画】
以下 江東区ホームページより 2022年2月発表 東京8号線の豊洲以北への延伸は、国の都市交通審議会答申第15号(昭和47年)において初めて答申されました。以来、江東区を始め、沿線自治体が中心となり実現に向けた検討を進めています。江東区では、平成19年度から豊洲~住吉間に関する独自調査を進めており、平成22年度からは東京都や東京メトロなど、関係機関を交えた検討会を開催するとともに、建設基金の積立てを行うなど、近年、早期整備に向けた取り組みを加速させています。
東京8号線(豊洲~住吉間)は、区内の南北交通の利便性向上のみならず、東京区部東部や埼玉県南部、千葉県北西部から国際競争力強化の拠点に位置付けられている東京臨海部へのアクセス性向上、東京メトロ東西線などの混雑緩和など、大変高い整備効果が見込まれています。
今後も東京8号線(豊洲~住吉間)の早期整備に向け、関係機関と連携しながら検討を進めてまいります。
(江東区ホームページより引用)
この計画により豊洲の利便性はさらに向上する。
また、この東京メトロの延伸以外にもこのような計画が豊洲には存在している。
-(仮称)豊洲4-2街区開発計画-
「IHI(旧:石川島播磨重工業)」と「三菱地所」は、これまで豊洲フロント・豊洲フォレシアの2物件において、共同開発事業を行っていますが、江東区豊洲二丁目に位置する「豊洲4-2街区」において、オフィスを中心とした複合施設の新たな共同開発事業を行います。
「豊洲4-2街区」は、IHI工場跡地における豊洲2・3丁目再開発のラストピースとなります。現在は結婚式場やスポーツ施設として暫定利用されていますが、2021年度内に既存建物の解体工事が行われ、新築計画は2022年春着工、2025年春竣工を目指しています。
(三菱地所 ニュースリリースより引用)
また、丸の内、虎ノ門、赤坂、エリアも再開発が順次進められており、2027年は東京TORCHが完成する予定である。今回は都心中心部の再開発情報は割愛する。
【東五反田二丁目第三地区再開発】 2022年2月発表